バジル、今年も始まりました!大分県産バジルの生産・収穫・洗浄!
2020年 06月 17日
スイートバジル
学名: Ocimum basilicum)
シソ科メボウキ属
和名:メボウキ
英語:バジル(basil)
イタリア:バジリコ(basilico)
中国:羅勒
1990年に大分県に戻って
ハーブの会社を立ち上げた時は
主にミント類やレモングラスの生産と加工が中心で
ラバンディン(ラベンダー類似)、バジル(スイート、グリーク、ホーリー)、レモンバームほか
20種ほどの試験栽培からスタートしました。
本格的にバジル栽培へ参入したのは
1992年頃に加工品中心の開発系の展示会へ出展したのが
きっかけになります。
当時は無霜地帯が良いのでは?ということもあって
大分県南部の佐伯市を主産地として栽培を始めました。
週に1〜2回収穫してそのままフレッシュなものを
段ボールに5Kg入れて送るというものでした。
大分県内でのニーズはなく使用していただけていたのは
東京都内やその周辺地域に多店舗展開されていた
ファミリーレストランさんでした。
それと設立当初から存じ上げていた
小池さんのご紹介で麻布にあるスーパーさんや
全国にお食事を宅配するサービスを行っている会社さんなど
様々な場所へ当時は同行販売させていただいていました。
また、海外向けの展示会で知り合ったオーストラリアのハーブの会社と
ちょうど季節が逆転するからという理由で
7月〜8月の収穫物を簡易的な加工のみして
ヤマト運輸さんに(当時画期的な感じ)データロガーでデータを
取りながらの輸送などを行っていました。
3年間試験は続けましたが、スイートバジル特有の色の変化が原因で
こちらは形になりませんでした。
というような数々の失敗があって
また、大手会社やその関連会社に栽培ノウハウや技術もコピーされたり
色々な意味で痛い目にあいながら
おかげさまで創業して30年を越えました。
「継続は力なり」
と住吉小学校卒業の際に
小学校1、2年の担任の多賀先生からいただきましたが
本当にその通りだと感じることが多かった生産者人生です。
また、起業用の名前を決めて
決意したのは
16歳の時で
大分雄城台高校の
高校一年の時の英語教師でもある担任のイチギ先生が書いた
NEWS(N・E・W・S)
を見たときに、これだ!と決断。
それが今のFIND NEWSという
農業生産会社の名前の始まりです。
創業から数えると30回目の生産・収穫・洗浄・加工が
今年も始まりました。
1年に1回のデータを毎年とりながら
(30回目の今年もとります。)
コツコツと積み重ねてきた生産です。
ローマは一日にして不成。
より良い物が提供できるように
今年も関係者一同頑張ります。
よろしくお願いします。










by narutakano
| 2020-06-17 06:46
| Pharm is Life